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>>2014年

>>東日本大震災支援



 
2015年の支援活動は
RING!RING!プロジェクト
に支えられ活動します。

 東日本大震災支援活動報告

 被災者が演ずる寸劇公演
 
2015年から16年にかけて公益財団法人JKA RING.RINGプロジェクトの補助金を受けて、気仙沼と南相馬の被災され仮設住宅に暮らす方々が被災直後の様子を寸劇で演じ、東日本大震災を被災者自身が伝えるプロジェクトです。
昨年より練習を繰り返し、2016年3月に群馬と東京で公演を行ない大盛況で終了することができました。

公演パンフレット(PDF) 報道記事(PDF) 公益財団法人JKA成果報告


気仙沼で台本合わせ(15年11月)

南相馬での台本合わせ(15年11月)

パンフレットの写真撮影(15年12月)

音響を加えての練習開始(15年12月)

大道具や備品の調整(15年12月)

南相馬のステージを使用し練習

気仙沼での練習風景

公演会場の下見で設備等を確認

気仙沼での公開練習風景16年2月

気仙沼での公開練習16年2月

群馬会場の音響映像コントロール

南相馬チームの公演風景

南相馬の公演風景

来場の方より花束贈呈

参加者スタッフの集合写真

 被災地ガイドスタート

   気仙沼ガイドやるっちゃ を支えるボランティアツアーを10月、11月の2回開催しました。
ツアー内容は、群馬県内の新聞で募集し2回とも約20名づつ応募を受けつけました。
工程は大型バスで早朝群馬を出発、昼頃南三陸のさんさん商店街で昼食後、気仙沼ガイドやるっちゃメンバーと合流、気仙沼市本吉地区や市内の様子の見学や説明を受け、気仙沼市内の宿泊地 ホテル観洋に入り、夕食後、ガイドさん達が演ずる、震災直後の様子をテーマにした 寸劇 を鑑賞、その後、参加者との懇親会を行いました。
翌日は、気仙沼唐桑半島を訪れガイドさんの案内を受けたり、当会が継続対応している仮設住宅などを訪問しました。
参加された方々は、初めて気仙沼を訪れる方が多く、「参加して良かった」とか「仮設の方々に逆に元気を貰った」など大好評の内容で終了しました。 今後もこのようなガイドツアーを続けていければと考えています。


 被災地を案内するガイドパンフレットを作成

   気仙沼でガイドを行うメンバーで構成する団体を 「気仙沼ガイドやるっちゃ」 と命名しました。
ガイドに必要な案内用のパンフレットを作成、イラストマップやガイドメンバーの紹介などを掲載しました。
本ガイドは、ボーイングインターナショナルの助成金の一部で作成しました。
画像をクリックするとPDFファイルが現れます。

 ボーイングインターナショナルの助成事業

   2014年当会の気仙沼での活動は、米国ボーイングインターナショナルの助成金で支えられています。
活動内容は、気仙沼市唐桑町にお住いの女性に向けた支援で、いままで継続的に行ってきた、被災者の方たちの話を聴く場を設ける活動(サロン事業)や相談事業に加えて、唐桑町の女性達が前に進むお手伝い事業を行っています。
具体的には、比較的年齢の若い方々でステップアップを目指している女性達に向けた、支援やアドバイス、相談事業を展開。
以前は、養殖のお手伝いを行っていた女性達で、施設や作業が無くなり現在仕事を持たない方々を、現地のガイドとして養成し今後、観光に訪れる方々に震災の状況や自身が体験した状況を含めたガイドができるように、養成講座なども行っています。
2014年秋には、当会の本拠地である群馬県から2回ほど被災地を巡る観光ツアーを計画し、養成したガイドさん達に案内を行なっていただく予定です。



ガイド研修で岩手県を訪れた

 2014年8月 気仙沼唐桑町仮設住宅

  気仙沼市唐桑町の仮設住宅で、人形作り(伊達正宗)を行ないました。
作業は少々複雑でしたが、製作アドバイザーも同行したため、参加された皆さん全て完成することができました。


 2014年3月 南相馬 気仙沼 訪問
 
先月は大雪の影響で伺うことができなかったため、今回は南相馬と気仙沼をまとめて訪問しました。
南相馬では、避難指示解除が出るまで仮設住宅に残ると決めている方、その前に他の土地を求め建設したい方、様々です。
東電は現在支払われている毎月の補償金を3年間前倒して支払うことも可能と提示したそうです。その提示を受けて、新築・改築
に希望が見えたのも事実なようです。
 

気仙沼の仮設住宅では、エンジョイでも行ったエコクラフトブローチ作りをしました。
仮設住宅から引っ越された方が少しずつ増えてきました。防潮堤や津波にあった土地のかさ上げ工事、高台移転が思うように進
まず、待ちきれないこともその要因のひとつかもしれません。
また、3月11日には、2時46分のサイレンと同時に黙とうの放送が流れ、被災者とともに黙とうをし、この3年間を振り返る時間を
もてました。
 

 2014年1月 気仙沼での活動

 気仙沼の仮設の方々のリクエストで 群馬に纏わる昔話・・ ぐんまの偉人を題材に地元の人と一緒に寸劇をしました。
 お正月特別講演!! 「塩原 多助」 笑っていただきました!
 2014年もボーイング社の支援により、気仙沼の被災した女性達向けの支援活動を行います。支援内容は新たな雇用の発掘
 や、被災後女性に係る様々な問題の解決等々・・多岐に渡る活動となりますので、地元の協力者と共に行う活動となるので、
 その、候補となる方々との打ち合わせも行いました。プロジェクト構想は徐々に公開してまいります。
 
 
 

 群馬ボランティア団と南相馬市仮設の方々とのグランドゴルフ交流会 (2013年)

 11月17日 今年春に群馬のボランティアメンバーと南相馬市の仮設に暮らす方々と一緒に造り上げたグランドゴルフ
場で、群馬ボランティアメンバー 対 南相馬仮設の方々とのグランドゴルフ大会を実施しました。
今回、会場に行ってみてびっくり! 皆で造成したグランドゴルフ場が本格的な施設に整備されているでは・・
話を聞けば、仮設の方々が協力して、草刈りをしたり、ダンプで砂を40tも運び込んで、整地をしたりと、皆満足そうに
話をしてくれました。
今回は群馬から約25名の方々と南相馬の方々25名の方々とを混ぜて6人ほどのグループを組んで8チームで、懇親
を深めながら大会を行いました。
大会終了後、皆で食事、更なる交流を深めることができました。

 
 

  南相馬の仮設のそばにグランドゴルフ場を作ろうプロジェクト報告
 
5月26日(日) 南相馬市の小池小草仮設の自治会長から、連絡が有り、「群馬の皆で造成してもらった、グランドゴ
ルフ場なんだけど、その後仮設の有志を集めて、砂を入れたり草刈をしたりして漸くグランドゴルフができる状態に
なって来たので、仮オープンのセレモニーをやりたいので、出かけて来て欲しい。」との連絡を受け、早々行ってまいり
ました。
到着してみると、ちゃんと8ホールのコースが完成?しており、ボールが敷地外に飛び出さないように施設の回りには
ネットでフェンスを造作されており、パッと見は公式コース!!3月まで空き地とは思えないほどの状態です。
午後1時半、約30名の仮設に暮らす方々が集まり、仕打ち式開始!!
グランドゴルフは初めてという方が殆どの中、ベテランの方のルールやマナーの講義を聞いた後、いよいよ皆でプレー
開始、最初は「私は腰が痛いから・・」「足が痛くて上手く打てない・・」とか言っていた方々も始めてみると元気いっぱい
グランドゴルフを楽しんでいました。
体験した女性は「これはストレス発散に良いね!!」と言いながら、思いっきりクラブを振っていました。
仮設に暮らし、運動といえば散歩程度しか無く、すれ違いに時に挨拶ていどしか行わなかった住民どうしですが、この
施設で一緒に楽しめれば、会話もはずみ、情報交換やコミュニケーションの場として大いに使っていだだければと思い
ます。また、この施設の整備作業も仮設の方々が今後交代で行って行くとのことです。
秋には群馬チームと仮設チームとのグランドゴルフコンペを開催したいとのことでした。


ロングホールやショートホール計8ホールが完成
これから使い込んでいくとだんだんフラットになり
コンディションの良いグランドゴルフ場になると期待します
 
グランドゴルフ運営役員の方々?
これから仮設以外の近隣の方がたともこの施設交流を
持ちコミュニケーション図りたいと 自治会長

 南相馬の仮設のそばにグランドゴルフ場を作ろうプロジェクト

 4月21日、南相馬市鹿島区に立並ぶ仮設住宅付近にグランドゴルフ場を作るため、群馬県内でボランティアを募り
総勢40名で活動をおこないました。(みなかみ町社会福祉協議会の協力により30名もの方々が集まりました。)
当日はあいにくの雪模様で、午前中の作業は急遽中止し、仮設住宅の集会場にて群馬のボランティアと仮設に暮ら
す方々との交流会を開催、仮設暮らしの苦労話や、震災当日の様子など詳しくお聴きするチャンス!!
昼食後、雪も小降りになって来たので、皆で合羽を着込作業開始。
群馬のボランティアと仮設の方々との共同作業となりましたが、午前中じっくり交流会を行ったお蔭で作業は順調に
進み、約3時間の作業で、地元の方にお借りした畑内の石や雑草の除去が終了、ある程度地ならしを行い作業を
終了しました。今後は仮設の方々でさらに整地を順次行い、近いうちにグランドゴルフができる状態にしたいとやる気
まんまんでした。(福島対群馬のグランドゴルフ大会も夢では無さそうです)

 
参加者で集めた寄付金でグランドゴルフセットを寄贈
 
石や草を取除いた後皆で足踏みで整地を行う

 群馬県内に避難されているご家族をスノーシューにご招待

 3月2日 福島県より群馬県内で避難生活を続けておられるご家族を、スノーシュー体験にご招待しました。
当日は、雪が舞う天候でしたが、子供たちは元気いっぱい!!深雪でのスノーシューを存分に楽しんでいました。
今回場所を提供してくれた 群馬サイクルスポーツセンターに感謝いたします。


 気仙沼の仮設に暮らす方々と南相馬の仮設に暮らす方々との交流会を開催

 2013年2月 かねてより要望の有った気仙沼市唐桑町の仮設に暮らす方々と南相馬市の仮設に暮らす方々との
交流会を実施しました。
気仙沼の方々の多くは津波によりお住まいを流されたり、被害に逢ったりしましたが、南相馬の方々は家は残ってい
ても原子力発電所の事故により戻ることができず仮設に暮らしている方々です。
交流会は2つの会場で実施されましたが、2カ所とも津波から何とか逃れた状況や放射能の被害により避難指示が
出た後、避難先を探し求め数日間関東一円を走り回った当時の苦労話など、時間を忘れ話が進んでいました。
別れ際にはお互いに打ち解け、又の再会を約束し充実した2日間を過ごす事ができました。


 12月南相馬市でサロンを開催
 
南相馬市の仮設住宅においてサロンを開催、自治会長さんを含め
新しく参加される方々の顔合わせも同時開催されました。
当日は、今後計画されているグランドゴルフ会場作りなども皆で話し合い、現在運動と言えば仮設の回りを散歩するぐらいで、住民同士顔を
合わせても、挨拶するぐらいで、会話が殆ど無いなどの話も出ました。
グランドゴルフ会場ができることで、住民達が集える場所ができると皆
大いに期待されているようです。
 
  10月南相馬市の仮設に暮らす皆さんを紅葉真っ盛りの蔵王にお連れしました。
 10月8日、南相馬市の仮設に暮らす方々の希望により、蔵王の紅葉を見て、ゆっくり温泉につかっていただこうと日帰りツアーを企画しました。
今回は、総勢22名の参加で、早朝南相馬を出発し、一路宮城蔵王山頂へ、紅葉が遅れていると言われながらも山頂に近づくと見事な紅葉が広がっていて皆大満足!!
昼過ぎに山頂を後にし、昼食後、ゆっくりと温泉を満喫するため遠刈田温泉で入浴。
日頃狭い空間での生活と異なり、「ゆっくりのんびりすることができた」と大変感謝されました。
良き帰りのバスの中では、この先も長く続くであろう仮設暮らしの話や、警戒地域から解除になった小高地区の今後のことなどや、今後の不安な気持ちなどの話が続き、先の見えない状況はまだまだ長く続くと実感させられた1でもありました。
 
 8月気仙沼唐桑町の仮設でのサロン事業
 気仙沼の仮設住宅は2回目の夏を迎えます。
 赤い羽根共同募金のサポート受けての活動は最後となる今回は、以前にもお越しいただいた千葉の落語家グループを呼んで
 落語を楽しみながらのサロン開催となりました。
 震災から1年以上が経過し、経済力の有る方々は新しい家の建設を始めたり、集団移転計画の固まった地域の方々は移転に
 向けて前む向きに進み始めてきました。
 しかし、高齢者達はまだまだ先が見えず、「この仮設は何時まで居られるのだろう?」と不安そうに語りかけて来る人も増えて
 きています。そのような方の不安を取り除くため、個人のお宅を訪問する活動も同時に行っています。

     

  8月福島県南相馬の仮設住宅集会場でのサロン事業
 昨年群馬県に避難していた、南相馬の皆さんは仮設での夏を初めて体験することになりますが、到着してみると、やはり
 「暑いよ〜」「○○さんは熱中症で具合が悪いらしい」とか・・ 我々は気仙沼での仮設の夏を体験しているが、海が近いの
 か、良い風が吹き抜ける記憶が有りますが、ここは海から離れているので無風状態で確かに暑い気がします。
 今回のサロンはやすき節(ドジョウ掬い)を皆で楽しむことと、皆さんの近況を聴きに来ました。
 この福島での活動は財団法人JKAのRING!RING!プロジェクト(競輪補助事業)を受けて来年3月まで継続されることとなり、
 南相馬の仮設に暮らす方たちや群馬県内でまだ避難生活を送る方たちのサポートを続けていきます。

 
やすき節を楽しむ参加者達
 
笑いヨガ!?を指導する佐藤氏
 
講師!?の合図で笑いヨガ??

 
  キッズルームおひさま への支援活動
  当会は津波により全てを流されてしまった気仙沼市の民間保育施設「キッズルームおひさま」の支援を続けてきました。
 そして、民間の援助により新たな建物の建設が始まったこの施設の園庭に子供たちが楽しめる 遊具を設置しようと計画し、
 イベント開催時等に多くの皆様に対して寄付を募ってきました。
 今年7月に漸く新しい建物が完成し、その園庭に皆様に協力いただいた寄付金で テントウムシ と イモムシ の遊具を設置
 することができたことを報告させていただきます。
 しかし、広い園庭にはまだ遊具が足らないため、今後も継続的に寄付を募り新たな遊具を設置や、子供達が楽しめるイベント
 開催を考えておりますので引き続き皆様のご協力をお願します。 
   [収支報告]     寄付金総額  ¥219,849円 
              遊具購入費用  ¥189,000円(設置費含む)
              人形劇等経費  ¥ 30,000円
     
 

  ボーイング社員によるボランティア活動をサポート
  7月14日当会のサポーターである ボーイングインターナショナル のボランティア活動を気仙沼でコーディネートしました。
 当日、岩手県一関駅にマイクロバスでボーイングメンバーを迎え、気仙沼に向かう道中約1時間半の間に作業内容や注意事
 項を伝えました。
 気仙沼市内到着後被災した市内を見学、昼食の弁当を市内の復興商店街で調達しその後、唐桑半島に向かい、景色の良い
 パーキングで昼食を取りながら震災当時の様子などを参加者に伝えました。
 午後からかはいよいよ、活動開始!! 唐桑町鮪立(しびたち)のお宅の草刈り作業を皆で行いました。
 作業には近所の方々も参加していただき、短時間の作業でしたがすっかり綺麗になりました。
 ボーイングは震災当初、当会の緊急支援活動に対して交通費やボランティアを輸送するバスの費用などを支援してくれたり、
 多くの義援金を東北各地域に寄付しています。
 そして今回、1年遅れのボーイング社員達の現地でのボランティア活動になりましたが、「我々はいつまでも忘れないで支援を
 継続していく」というメッセージを残してくれましたので、今後も継続的な支援を期待します。

駅でピックアップ TVクルーも同行  
飛行機は作れても草刈りは??
 
それでも見事に草刈り終了

  5月、6月 震災支援活動 気仙沼市の仮設住宅で暮らす方々への支援継続中
  震災から2回目の春から夏を迎えようとしている、気仙沼市唐桑町の仮設住宅では、毎月1回のサロンを継続的に実施して
 います。
 最近では、仮設住宅に住む方々が「次は何時帰ってくるだ・・」とか「待ってるから・・」とか言われ、いつの間にか支援から
 たくさんの友人の住む場所に出かけて行く感覚になっています。
  しかし、現実は厳しく仮設住宅に住まわれる方々の中でも格差が生まれつつあり、力の有る方は次のステップの準備を
 始められる方もおられるのですが、この先の展望などまったく考えられず、落ち込んだり、部屋から外にあまり出て来なくな
 った方など、震災当初の連帯感が薄れて行く傾向が強くなってきており、これからが当会にとって本当の支援活動の始まり
 と考えています。
 

カラーコーディネーターを迎えお洒落を 
 
保健師さんも参加し集合写真
 
ミニコンサートで一緒に歌います

 
 2012年4月 震災支援活動 気仙沼市の仮設住宅で暮らす方々への支援
  4月に入り、桜が満開!?という季節のはずですが気仙沼は肌寒く桜の花もまだまだ咲く様子はありません。
 3月から気仙沼での支援活動は、赤い羽根共同募金 の支援で続けられることとなり、当会としても当面継続できることに
 なりました。
 今回は、仮設住宅の集会場でのサロン開催に加え、山梨県清里で 萌木の村 というリゾート施設を営む当会スタッフの友人
 の協力で、移動式では世界最大といわれる大型のオルゴールの演奏会を開催いしました。
 開催場所は、気仙沼市唐桑町の福祉の里仮設住宅、唐桑小跡仮設住宅、漁火パーク仮設住宅 他2箇所で開催しました。
 集まった沢山の方々はオルゴールの音色を楽しんだ入り、アトラクションとしてのバルンアートを楽しんだりしていました。


福祉の里仮設住宅での演奏

津波の犠牲者の追悼で海に向け演奏

漁火パーク仮設での演奏

 2012年3月 震災支援活動 南相馬の仮設に暮らす方々に対する活動
  3月 原子力発電所の事故により昨年10月まで群馬県東吾妻のコニファーいわびつに避難されて現在南相馬の仮設に住む
 方々の強い希望により、群馬への里帰りを1泊の小旅行で実施しました。
 この事業は、当会が福島、群馬の送迎を受け持ち、コニファーいわびつの宿泊費は参加される方々で負担という形で実現しま
 した。当日朝当会がチャーターしたマイクロバスが南相馬市の仮設に到着、22名の参加者を乗せて群馬に向かいました。
 途中、栃木県足利市の足利学校を見学、昼食、そして夕方懐かしいコニファーいわびつに到着、支配人をはじめスタッフ全員
 で迎えてくれました。そしてなんとNHKのカメラも待っていて取材を受けることに・・・
 夕食は、現在も東吾妻町の2次避難施設に暮らす方々とも再会し皆一緒に食事を取りました。
 皆での食事は非難時依頼とのことで、あの時の大変だった事や楽しかった事などなど・・・深夜まで時間が過ぎるのを忘れ話し
 こんでいました。
 翌日バスに乗込む前、スタッフ全員の見送りを受け、またの再開を誓いバスに乗込みました。
 帰りは群馬のお土産を買い込み、高崎市の箕郷梅林に立ち寄り昼食後、南相馬に向け出発、楽しい一時を過ごしていただい
 た様でした。今回の事業はRING!RING!プロジェクトの支援で開催されました。

いわびつではスタッフ全員の迎えを・・

夕食はスタッフや群馬在住の方々と・・

NHKのカメラも入り取材を受ける

翌日の見送りは10月の退所式の様

高崎のレストランで昼食後記念写真

福島への帰路は豪華な大型バス

 2012年3月 震災支援活動 気仙沼でのサロン事業
  2012年3月 気仙沼の仮設住宅にてサロンを開催しました。
 今回はカラーコーディネーターを招き、仮設に暮らす女性の方々にちょっとしたおしゃれを楽しんで貰おうと企画しました。
 最初は照れていた方々も、いざ当会が用意したスカーフを身に着けると、鏡の前であれやこれや取り替えて「こっちの方が似
 合う・・これのほうが若く見られる・・・」などなど、さすがに元お嬢様達です。最後に写真を取って大盛り上がりのサロンでした。

色取々のスカーフを手に皆ご満悦

カラーコーディネーターに似合う色を・・

翌日朝になると雪景色

 2012年震災支援活動 福島県の避難所の対応
  1月の南相馬市でのサロン開催は、当会の活動に対し支援をいただている、財団法人JKAのRING!RING!プロジェクト
 の機関紙の取材が入ることなり、当会スタッフと一緒に5名のカメラマンさんやライターさんが同行することとなり大所帯で南
 相馬市鹿島区の仮設住宅を訪問しました。
 大勢のカメラスタッフなどに最初は驚いた様子の方々もしだいに打ち解け、震災当初の避難の様子などインタビューに応えて
 いました。
 ここでも、かるた大会(ぐんま特有の上毛かるた)を行いましたが大盛況で、特にぐんまに避難していた期間が長かった方々は
 観光で訪れたことのある場所の地名が出るたび喜んでいました。
 
 2012年震災支援活動 宮城県気仙沼市での対応
  年が明け、寒さ厳しい被災地においても、当会は継続的に支援活動を続けています。
 1月は正月明けの5日から7日まで気仙沼市の唐桑町の仮設住宅でサロンを開催、2月は9日から11日まで活動してきました。
 1月のサロンでは正月ということで、かるた大会を行いました。 最初は「目が見えないから・・・」とか「腰痛いから・・・」とか
 言っていたおばちゃん達ですが、かるたの読み手が札を読み出すと、目の色が変わり すごい迫力で かるた大会唐桑の陣 
 が始まりました。
 この企画は大成功で、皆1回では物足りないようで、「そのかるた置いて行って欲しい・・・後で又皆で集まってやるから・・・」
 なんて大変気に入っていただいたようです。
  2月のサロンでは、イベントを行わず、ゆっくりと集まった皆さんでお茶を飲みながら話しをすることとしました。
 震災から間もなく1年となることから、今後の今後のことや不安を漏らす方々もいました。
 当会はサロン開催日前日、仮設の部屋を一軒一軒回り案内を置いてきます。その時に部屋に通され大勢がいるサロンの会場
 では話せない事や最近部屋に閉じこもりぎみの方々の話しをゆっくりと聴くことがたいせつな「見守り」の活動と考えています。
 今後も各部屋を回り仮設に住む方々に寄り添い活動していきます。

唐桑小跡仮設でのかるた大会


漁火パーク仮設でのかるた大会

高台の漁火仮設は雪が残る
 
 震災支援活動 福島県から群馬県に一時避難された方々への対応
 11月から12月にかけての南相馬市から避難してきた方々への様々な支援を紹介します。
 11月初旬、南相馬市小池地区の仮設住宅にて、群馬県から戻った方々に対するサロンを開催、皆さんからの話で仮設に
 入ってプライベートは確保できたが風呂が狭いのと、群馬の避難施設にいた時は8ヶ月も皆一緒だったので、家族のようで
 今はバラバラになってしまって寂しいなど様々な話がでました。
 群馬県内の公営住宅に移った方々に向けて、伊勢崎市でサロンを開催、今後ここではお料理教室など開催していきます。
 また、南相馬市の仮設住宅から、飯坂温泉への日帰り入浴支援として、送迎バスを運行しました。
 1回の参加者は25名程度ですが、大変好評で今後も続けて行く予定です。

南相馬市の仮設住宅集会場でのサロン
久しぶりに仲間が集まり話が弾みます。
群馬県伊勢崎市のしのぶちゃんキッチン
でのお茶飲み会、次回は料理教室
  飯坂温泉の旅館新亀さんに協力いた
  だき、日帰り温泉を実現できました。

 震災支援活動 第15弾
 当会が気仙沼市で活動を行う中、津波の被害で被災してしまった民間で運営していた保育所の園長先生と知り合いました。
 震災の時は預かっていた約100名の園児を数名の職員が引き連れ高台の小学校に避難し、一晩を過ごし子供達は全員無事
 だったとのことですが、施設を運営していた理事長(通称ばあちゃん先生が)最後まで施設に残り、駆けつける保護者の対応
 を行っているうちに津波にのまれてしまい亡くなってしまいました。
 理事長や託児所の全てを失い、閉園となった託児所ですが、子供を預けていた保護者達の強い再開の希望を受け、残った
 職員達が力を合わせ、市内の空き倉庫の一角を借りて "キッズルームおひさま”という民間託児所を再開し、毎日約35名の
 子供達を預かり奮闘しています。
 当会では、この託児所を継続的に支援して行こうと、今後子供達が一時でも楽しめるイベントや、少ない人数で連日ボランテ
 ィアで子供達の対応をしている職員さん達の手助けを行って行きます。
 また、潟pブリックオンサインが運営するハートスタイルオークションで寄付金を募っています。皆様のご協力お願いします。

空き倉庫の一角におひさまの入り口が
ある。園庭など当然無い。
 倉庫に内張りを張っただけの教室
 当会スタッフも子供達の遊び相手。
  おひさまを離れる時は、人懐っこい
  子供達が見送ってくれる。

                                            ”キッズルームおひさま”を取り上げた新聞記事  
 震災支援活動 群馬県内での活動
 財団法人JKAのRING!RING!プロジェクトの支援の下、活動している福島県から群馬に避難された方々に対する対応
 は10月に入り活動内容を大きく変化させました。
 当会が対応していた、片品村や東吾妻の旅館やホテルに避難していた方々が群馬県内の公営住宅や南相馬市の避難指
 定区域外に完成した仮設住宅に徐々に移動しはじめ、今までの群馬県北部地域のサロン開催では対応できなくなったきた
 ため、サロンの開催場所を前橋市、伊勢崎市、南相馬市と開催地域を広げて対応し始めました。
 サロンの内容も、今までのお茶飲みから、買い物支援のバス運行や、料理教室、温泉に向けての送迎など支援内容も様々
 な内容になってきていますが、基本は"繋がっている"という安心感を与えることだと考え活動しています。

約8ヶ月東吾妻町の避難施設に滞在し
ていた方々の退所式、職員をはじめ皆
涙、涙のお別れでした。
 バスに乗込んだ後もいつまでも、世話
 になった職員達に手を振る避難者達
  当会会長と避難者の別れシーン
  NHKのニュースや各新聞報道で
  取り上げられた。

 
 震災支援活動 第14弾
 10月、11月とも日本財団ROADの支援の下実施されている気仙沼市唐桑半島の仮設住宅を回り、サロン事業を継続して
 います。
 震災から8ヶ月が経過し、仮設住宅に住まわれる方々も徐々に落ち着き、生活を取り戻して来ている様に思えますが、夜や
 一人の時間になると震災当日の恐怖や不安、またこれからの不安など様々な事を考え込んでしまうとの声を多数聞きます。
 当会の開催するサロンに来て、愚痴や不安を話してくれる方々はまだ安心できるのですが、仮設住宅にこもってなかなか外
 に出て来れない方々も多数おり、その方々の話をサロン開催前後に個々にお宅を訪問し対応することも大切なニーズです。

 さて、10月は先月のサロン開催時撮影した映像を、仮設住宅集会場の大きなテレビで集まった皆さんと一緒に見たり、近況
 などを話し合うおしゃべり会を実施しました。
 11月は、千葉県柏市在住で「寿限無の会 柳家笑多」さんを代表とする3名の方々が、そろそろ笑いも必要とということで、
 落語ややすき節(ドジョウすくい)を披露し、特にドジョウすくいは体験ということで、地元のおばちゃんも飛び入り参加で、皆
 さん大爆笑、楽しい一時を過ごすことができました。

 「アマチュア落語会寿限無の会」会長の
 山本尚徳さんは4月千葉県勤労者山岳隊
 のメンバーとして唐桑にボランティアに来て
 当会と一緒に活動したお一人です。
 "体験ドジョウすくい" 仮設に住む
 おばあちゃんも本当に芸達者です。
 当会代表も負けずにチャレンジ!!
 皆楽しい時間を過ごしました。
 11月、唐桑小跡仮設集会場に集まって
 くれた皆さんで記念写真。
 落語や、ドジョウすくいの後なので皆
 良い顔してました。

 震災支援活動 群馬県内での活動

 当会では、以前より福島県南相馬市より片品村に避難されている方々の対応を行ってましたが、財団法人JKAの
 RING!RING!プロジェクトの支援を受け群馬県北部地域に避難されている方々に対応を広げることとなりました。
 中でも、群馬県吾妻郡東吾妻町のコニファーいわびつという宿泊施設に福島原発から半径20km圏内の南相馬市にお住
 まいが有る方々が多数避難されております。そこで今回は当会主催のサロンを開催しました。
 サロン開催時には約30名の方々が参加され、最初は緊張気味の会話でしたが、お茶やお菓子をいただきながら会話する
 につれ徐々に打ち解けて終了間際には「次回は何時?」とか「今度のエンジョイに参加したい」など、一時でも楽しい時間を
 過ごしてもらえたようです。
 震災支援活動 第13弾

 災害地での「支えあいましょうプロジェクト」第3弾として、9月10日(土)に前回に引き続き、唐桑小学校仮設住宅、及び漁火
 パーク仮設住宅でサロンを開催しました。

 今回、唐桑小跡仮設住宅には仙台市の腹話術師の3名が訪れてくださり、大いに盛り上がりました。

 また、午後から開催した漁火パーク仮設住宅では世帯数が少ないためか、参加した皆さんの話しの内容が濃くもう2年後の
 復興に向けた方針を真剣に話す姿もありました。

 

腹話術師の春風金太郎さんの
世界に思わず笑ってしまいました。

仙台から駆けつけてくれた3名の
腹話術師の皆さんありがとうございました。

おやつのゼリーは仙台キリスト教連合
被災支援ネットワーク様より頂戴した
のもです。味はこの笑顔で一目瞭然

漁火パーク仮設住宅では復興計画の
話題で真剣な討議が行われました。
なんとも頼もしい方々の集まりでした。

今回RQ市民災害支援センターのお手伝い
で、小原木地区の仮設住宅にてサロンを
開催、今後RQで継続していくようです。
 震災支援活動 第12弾
 
 災害地での「支えあいましょうプロジェクト」第3弾として、8月21日(土)に前回に引き続き、唐桑小学校仮設住宅、及び漁火
 パーク仮設住宅でサロンを開催しました。

 ここではいろんな会話が飛び交います。

 仮設住宅に入居してやっと落ち着いたけれど、仮設住宅の不都合さにもちょっと・・・
 友達の家でお茶したくても仮設住宅は狭すぎるからお互い気兼ねしちゃうのよね・・・
 ねぇ〜、今度つるし雛の作り方ここで教えてくれない?
 私とこの人、同級生なのよ。この年になってまさか仮設で一緒になるとはね・・・
 ねぇ・・・今度ここでみんなで話し合いしましょうよ!
 ここでいろいろできるといいね!

 旧唐桑小学校仮設住宅集会所、漁火パーク仮設住宅談話室、両方とも初利用はこころの応援団のサロンでした。
 このスペースがもっともっと住民が利用できるよう私達も応援していくつもりです。集会所や談話室は仮設に暮らす住民のため
 のスペースなんですから・・・  

 このサロンがそのきっかけになってくれれば・・・と思っています。


 「楽しみに待ってたのよ!」
なんて、うれしい言葉をくださりながら仮設の皆さんが集まってくださいました。



前回までのサロンの様子を撮ったDVD映像像を見ました。そのためにTVも用意しました。
皆さん釘づけ状態!
 「あっ、○○ちゃんが映ってる!」
 「若く映ってるじゃない・・・」

漁火パーク仮設住宅談話室では、仮設の世帯数が少ないせいもあって、まとまりもいい様子ですっかり話しもはずみました。「街灯があったらいいね」 「そうよね」
「今度温泉に行こうよ」         
「そうね。いつにする?」        
 震災支援活動第11弾
 
 災害地での「支えあいましょうプロジェクト」第2弾として、7月23日(土)は唐桑小学校跡仮設住宅で、24日(日)は漁火パーク
 仮設住宅で開催されました。

 唐桑小学校跡地仮設住宅は2回目とあって、前回いらしてくださった方から「カレンダーに赤丸付けて楽しみにしてたのよ」と
 言われ、うれしい思いをさせてもらいました。初めての方も「来月楽しみにしているね」って言ってくださり、またまた元気がで
 てきました。

 仮設の住民の方々を応援するつもりのサロンですが、毎回私達が応援されている感じです。まさに「支えあいましょう」を実感
 させられています。 お手伝いくださる住民の方々の輪も広がり、感謝!感謝!です。

 漁火パーク仮設住宅談話室でのサロンは、初めてだったので、皆さんが集まってくださるか心配でした。
 人数は少なめでしたがその分ゆっくりと話しができました。
 手を取り合って話していると、始めてこの唐桑町に来た3月を思い出し、胸が熱くなる思いでした。
 これからもこの唐桑町と関わっていきたいです。


旧唐桑小学校仮設住宅集会所で開催し
たサロンは前回より参加者が増え楽しそ
うな会話が飛びかってました。
帰りには「来月も楽しみにしていいるから
ね」ってうれしい言葉もらいました。

被災後、避難所を回って民謡や演歌で
避難していた方々を励ましてくれたあや
かさんも来てくれました。
あやかさんの歌にこころ動かされる思い
でした。 ありがとうございました。

外ではかき氷が大好評でした。
イチゴ、メロン、カルピス・・・・ 
かき氷を担当したはる君は翌日筋肉痛
でした!
かき氷器は海岸亭よりお借りしました。
 
 震災支援活動(片品にて)

 福島県南相馬市より片品村へ避難されてきた方々に向けて、片品村で 「むらんてぃあ」 というボランティアが設立され、農協
 敷地内にサロン 「じぇじぇあがっせ」 ができあがりました。
 
 このサロンは、南相馬の方々がお茶を飲んだり、話しをしたり、物資を調達したり、イベントを楽しんだりと大勢の利用者で毎
 日にぎわっています。

 その活動にこころの応援団も参加し、サロンで南相馬の方々のお話を聴いて親睦を深めています。


 サロンのスタッフと一緒に撮りました。
 ここのスタッフは南相馬の有志です。

サロンには囲炉裏のようなテーブルが
ありそれを囲んでおしゃべりタイムです。

この日は美容師さんたちのボランティ
アが来てくださいました。

 震災支援活動報告 第10弾
 
 5月下旬から準備してきた災害地での「支えあいましょうプロジェクト」は日本財団ROADプロジェクトの支援を受けてのスタ
 ートとなります。
 このプロジェクトは被災された方々が避難所から仮設住宅に移り、プライベートの時間と空間を得られるとと同時に孤立感な
 どが現れたり、仮設住宅での不具合が表面化する時期となります。
 そこで、当会では日本財団の支援を受けて毎月1回現地の仮設住宅で、お茶飲み会(サロン事業)や小さなイベントを行い、
 結果的に心のケアになるように努めていきます。
 6月18日(土)には第1回として、唐桑地区の鮪立避難所(老人いこいの家)と旧唐桑小学校仮設住宅集会所にて、気仙沼
 市内の洋菓子店で調達したケーキを囲んで、楽しいおしゃべりタイムを過ごしました。
 なんと、この日は、震災より100日目でした。

 事前には、地元の方が集会所を借りたり、ビラ配りなどのお手伝いをしてくださり、サロンのお片づけも残ったみなさんで一緒
 にしました。 ありがとうございます。

 「震災後、こんな風に集まってしゃべったの初めてだねぇ〜」
 「あら、ケーキだって震災後、初めて食べたよねぇ!」
 「このケーキどこで用意したの?」
 「来月は私がおしんこ用意しなくちゃね」 
 「この人と私、幼なじみなのよ」 ・・・・

 なんだか、地元の皆さんにすごく近づいた気がします。 


 日本財団の助成金のおかげで、こころ
 の応援団本来の活動がここ気仙沼でも
 スタートしました。
 今後は毎月1回サロン事業を開催して
 いく予定です。 

 鮪立児童館も今日から本格的にスター
 トだというので一緒に楽しみました。
 子供達の目はケーキに釘付け!先生
 達も大喜びでした。
  

 初めて使用する集会所で話しの輪
 が広がりました。
 地元のK-ネットさんも取材に来てく
 ださいました。
  
 
 震災支援活動報告 第9弾
 5月19日当会代表の友人でもある、山梨県北杜市清里のリゾート施設 萌木の村 が実施している「ポールラッシュドリーム
 プロジェクト」が唐桑町の中井小学校で開催されました。当会が本部を置く近隣地域のため避難所や地域にお住まいの方々
 に事前に広報活動した結果沢山の方々が集まって、野外でのバレーを楽しんでくれました。
 今後は、このような楽しいイベントを時々開催し、被災された方々が少しでも楽しめる企画が必要になると実感しました。

 また、最近は被災されたお宅から、がれきや家屋内の片付けの他、ヘドロで汚れてしまった食器や、写真の洗浄のニーズが
 増えてきており、きめ細かな対応が必要になってきます。
 

海をバックにバレーを披露

世界一のオルゴールの演奏も行った

被災された家具や食器の洗浄
 
 震災支援活動報告 第8弾
 ゴールデンウイークに入り当会がベースを置く、唐桑半島レストラン海岸亭の敷地には、100名を超えるボランティアが集結
 する日もありました。
 大人数のボランティアの作業をコーディネートするため、気仙沼市ボランティアセンターとも連携しニーズ調整も行いました。
 気仙沼市鹿折(ししおり)地区の区長さんの依頼で、被災されたお宅の床下のヘドロの除去作業や、海水に漬かってしまった
 アルバムや写真の洗浄や漆器や食器の洗浄など様々な依頼が舞い込んできます。
 特に、写真の洗浄は神経を使いながら長期戦の作業となりました。
 

写真の洗浄、油を含んだヘドロを除去

写真の乾燥はこんな感じで・・

大切な漆器の洗浄も一苦労

群馬から送られた海岸亭のメニューボード

マスターの子供達も総出でお手伝い
左のボードの絵もエミちゃん作です。

屋台海岸亭 夜の居酒屋も開始
避難所ではゆっくり飲めないとの声に・・

 震災支援活動報告 第7弾
 4月23日、24日は当会と同県のNPO法人MOSCO(ラリー関係者)のメンバー達が大人数で再びボランティア活動を行うた
 め気仙沼にやってきます。そこで、当会がコーディネーター役として気仙沼市ボランティアセンターと調整し2日間の作業をコ
 ーディネートしました。
 作業は気仙沼市田中前地区のお宅13件の依頼で床下に溜まったヘドロの除去作業と海鮮料理屋さんの食器の洗浄です。
 参加メンバーの中には5名の女性がいたため、専門作業として食器の洗浄をお願いしましたが、ヘドロがこびり付いた食器は
 油も付着していてなかなか綺麗にならず、2日間丸々洗浄作業を行っていただきました。お店のご主人は「皆が一生懸命食
 器を洗ってくれたのだから、必ず2〜3ヵ月後には店を再開するから!」と力強い言葉をおっしゃっていました。
 私達も店が再開したら必ず食べに行こうと思っています。

 今週は大型連休がスタートしますが、栃木県勤労者山岳連盟の方々約50名やMOSCOメンバーの方々が個人的に再び気仙
 沼にいらっしゃる様です。そして連休後半には群馬県桐生市の職員の方達もお越しになるとのことですので、ニーズの調整
 作業を引き続き行って行かなくてはなりません。
 
豪華なバスで到着のMOSCOメンバー 床下に潜っての過酷な作業 昼食の弁当作りも当会が協力

 震災支援活動報告 第6弾
  4月18日再び気仙沼の現地に入りました。
 約10日ぶりの唐桑半島は自衛隊の重機なども作業に加わり、片付け作業が急ピッチで進んでいます。
 それでも、自衛隊の作業は個人宅や個人の船や車の撤去や移動には及ばないので我々がお手伝いすることになります。
 また、避難されている方々のために、仮設住宅の建設がこの唐桑半島でも始まりました。
 一刻も早く完成し、避難されている皆さんが入居できることを祈ります。
  また、群馬に嫁がれたお嬢さんから気仙沼市大島にお住まいのご両親に届け物を預かったため、21日に船に乗って大島
 に渡りました。大島小学校に避難されているご両親に無事に預かった品物を届けることができました。


唐桑半島で建設中の仮設住宅

津波の中を航行した大島航路の船長さん

貴重な品物を手渡すことができて一安心

 
 震災支援活動 (群馬県片品村にて)
  震災後、福島第一原子力発電所に近い南相馬市より避難された方々が群馬県片品村の旅館や民宿などに多数避難
 されています。
  そこで、当会に対し群馬県利根沼田ボランティアセンターより、傾聴ボランティアの要請が有り、当会メンバーが毎日交代
 で片品村に向かい被災者の方々のお話を聴いています。
  被災者の一番の不安は「この先どうなるのか・・・?」です。誰からもはっきりした回答が得られず、不安ばかりがつのって
 いるようです。そして、眠れない夜を過ごす方も大勢いました。自分ではどうにもならないこの状況に歯がゆい思いをしてらっ
 しゃるのです。 




 震災支援活動報告 第5弾
  4月7日(木)支援地気仙沼唐桑地区を一旦離れ今月16日開催の「エンジョイ植樹活動」準備のため群馬に戻ります。
 我々が留守の間、栃木県勤労者山岳連盟の方々約12名が引き続き支援活動を続けています。
 気仙沼市唐桑町の鮪立(しびたち)地区は約20件の方々から家屋内の片付けや貴重品を取って欲しいとの要望が上がり
 順番に対応しています。
 倒壊した家屋の屋根を切り抜き、安全を確保しながら仏壇を探し、位牌を取り出してくる作業は山岳連盟の専門家達が対応
 し、建物の損傷は無く津波で家屋内が散乱した片付けは我々のようなボランティが片付け作業を担当します。
 中には畳が部屋の中で持ち上がり片付け作業を妨げるので、畳を外に出そうとすると水を含んだ畳の重いこと!!
 1枚の畳を持ち上げるのに男3人がかりでやっと搬出できる重さです。たんすの中の衣類も同様で全てが水を含んで重いも
 のばかり!それでも、少しづつですが、着実に片付け作業は進んでいます。
 我々も、16日以降また、現地に向かう予定です。
変わった作業が舞い込みました。
津波で陸に打上げられた700tの遠洋マグロ漁船の地下の冷凍庫から
餌として使うアジやイワシの10kg箱 300個を取り出す作業です。
クレーンなどが使えないため、バケツリレーで作業を行いました。
倒壊した家屋の中から位牌を取って欲しいとの
ばあちゃんからの依頼!
栃木県の山岳レスキューのメンバーが安全を
確保しながら作業にあたります。
 
 東北関東大震災支援活動報告 第4弾
  4月3日(日)ラリー関係者32名と栃木県山岳連盟28名による気仙沼市唐桑地区でのボランティア活動一日目が無事に終了
 しました。 作業を行ったところはすっかり片付き、地元の皆さんに本当に喜んでもらえました。
  2団体のメンバーは、3グループ分かれ活動を開始しました。1グループは津波で押し流されたフォークリフトやを塞き止めそう
 な家屋の屋根の撤去作業をユニックを使い引き上げました。第2グループは津波の被害に遭った自動車板金屋さんの片付け作
 業や、機器の移動作業を行い、第3グループは港付近の家屋の家財の整理を行いましたが、家屋は半壊状態で、危険と隣合
 わせの作業でした。
 しかし、今回のメンバーには建設や土木の専門家も多くいたので、彼らの指示の元安全な作業を行うことができました。
  一日目の実働活動はスムーズに終了し、地元の方々が次々と「家もお願いできますか?」などと問合わせが多く来るように
 なりました。今後も時間がかかると思いますが地道に活動を続けて行きます。
群馬でラリーを主催や、参加しているメンバー達も深夜に現地入りをしボランティア
で作業を行いました。家屋内の片付けや、がれきで通れなくなった路地の片付けの
作業を行いました。
津波で被災された自動車屋さんの機材を
トラックに積み込み、移転先に搬送する作
業も行いました。

 東北関東大震災支援活動報告 第3弾
 4月2日(土)本日栃木県の山岳連盟の皆さん25名が昼頃から続々到着し、午後から実働の作業に取りかかりました。
 作業は私達がお世話になっている、レストラン海岸亭の2階が地震で天井や壁が損傷を受けていたので、皆で片付けを行い
 すっかりきれいになりました。また、唐桑地区の宿(しゅく)という場所の自動車屋さんが津波にのみ込まれ完全に倒壊してし
 まった場所の片付け作業 や、明日大型クレーン車を入れて、自動車整備機器を運び出すための事前作業を行いました。
 また、今日のメインイベントである「こころの栄養・ケーキを食べようプロジェクト」は、群馬県伊勢崎市在住のフォードコーディネ
 ーターの 西 しのぶさん を招いて地元の子供達約120名にケーキを振舞いました。
 しのぶさん、集まってくださった地元の子供たち、そして、子供たちを送ってきてくださった方々、ありがとうございました。
 みんなの笑顔が私のエネルギーです。 

海岸亭のマスターが屋台をオープンにぎわってました。 メニューはラーメン、カレーライス、お弁当・・・
地元の人がぞくぞくと集まってきます。

唐桑地区の車屋さん片付け開始
がれきの中からご主人が少しずつ見つけた道具を明日、新たにオープンする予定の敷地に移転します。一日でも早く営業できるといいですね。

山岳会のメンバーも集結
片付け作業がはかどりそうです。
今後、継続的に活動を行ってくれるので、
たのもしいです!ありがとうございます。

しのぶちゃんのケーキは、心の栄養です。
添えてあるイチゴもピッカピカ!


ケーキを楽しみにして来てくれた子供達はなんと120人!  私もびっくり!   笑顔があふれてました。

ケーキを配るのを手伝ってくれたのは地元の高校生でした。彼女たちも「ケーキ食べるのは久しぶり!」と喜びの声をあげてました。
 
 東北関東大震災支援活動報告 第2弾
 4月に入り再度気仙沼入りしました。
 今回は、気仙沼市唐桑地区で、いよいよ実働開始となりまります。
 明日4月2日から栃木県勤労者山岳連盟の方々が毎週10名程度が交代で、約1ヶ月間に渡りこの唐桑地区で家屋の片付け
 のお手伝いや、仮設のお風呂の設置など様々な活動を行っていきます。
 また、4月3日(日)にはJMRC群馬という四輪自動車のラリーを行っているメンバーが約30名程度お手伝いに入ってきます。
 唐桑地区の巨釜半蔵のレストラン海岸亭の小野寺オーナーのご好意により、レストランの敷地を提供いただき、ここをベースに
 長期の活動を継続 していきます。もし、気仙沼でボランティア活動をお考えの方は立ち寄ってみてください。
 

拠点の象徴 折れ石

本部となるレストラン海岸亭

明日にはここはテント村

 移動風景(29日に一旦群馬へ戻る途中の風景です)

気仙沼の河川もひどい状態

気仙沼市の道路を確保作業

2日間の作業でやっと
道路が姿を見せました。

三陸の港も壊滅状態

ここは大都市の仙台市内の様子
 東北関東大震災に対する支援活動報告第1弾
 当会では3月24日より東北関東大震災の支援活動を行っています。活動地は宮城県気仙沼市で、被災された方々の心のケアや津波の被害に合われた家屋の片付け作業や避難所生活での困りごとなどの相談・・・等々、私達にできることを地道に行っています。
 気仙沼市では3月27日現在まだボランティアセンターが完全に立ち上がっておらず、被災された方々が大変な片付け作業を各自で行っている状況です。近日中にボランティアセンターが設立されます。本格的にボランティアが入り、被災された方々のお手伝いが進めばと願っています。
ここでの当会の活動も長期に渡り継続していくことになると思います。
被災地で写真を撮ることは、被災者の心を思うと、心苦しく感じました。ですから、なるべく人が居ないところでしか撮影していません。本当はもっと、もっと悲惨な状況です。その状況はTVでご覧のとおりです。
 今日は、津波と火災の恐怖で一夜を過ごした方の話しを聴き、心から「生きてて良かったね」と思いました。どんなに恐ろしい、長い一夜だったことでしょう。それでも、なお、困っている人のために、仕事している姿は、すばらしい! そんな人々がたくさんここにはいます。

気仙沼市にお住まいの方のご親戚の
消息を探し、陸前高田の避難所を一件一件まわる。この写真は陸前高田今泉町。
津波によりすべてさらわれています。


残っている家も屋根まで津波に襲われ、
衣類や寝具、ビニール、回りの家の残骸
などが、付着しています。
写真を撮るのが気がひけました。


気仙沼市内で、津波に襲われた家の片付けを手伝った折の回りの様子です。
中央には道路が縦にあったはずです。
近くには車がブロック塀の上にのっていました。

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